被害者意識

「私、悪くないのに…」「こんなはずじゃなかった…」

こんな風に思うこと、ありませんか？
それは、被害者意識で思考しているからかもしれません。

被害者意識とは、「自分の行動や境遇は、自分のせいではない」という思い込みで思考している状態です。
私は、離婚し、娘を連れてシングルマザーになった頃、この被害者意識で思考し、行動していました。
「なんで自分ばっかり…」「周りが分かってくれないから…」
周囲への不平不満をエネルギーにして頑張っていました。
でも、他人を責めたり、状態を嘆いたり、自分を哀れんだりしても、誰のためにもならないのです。
ただ、自分が疲れるだけなのです。

被害者意識は、不安・恐れの感情からきています。
それは、現世や過去世での出来事に対して起きた、自分の感情です。
似たような出来事に対して、その時の感情を、自分が無意識に選んでしまうのです。

このことに気付くまでに、私はずいぶん時間がかかりました。
感情は、自分が選んでいることに気付いた時、違う感情を選ぶことも可能であることにも、気付くことが出来ます。
恐れや不安の感情を選んでいることを認識して手放し、その代わり、愛や感謝を選ぶ事によって、状況が大きく変わります。

簡単なことではありません。そこには「赦し」も必要です。
私達は、魂の成長の為に生まれてきました。
魂の本質は、「愛」です。
自分自身が、魂の成長に必要な選択を行っているのだという意識で、感情を選んでみるといいのではないかと思います。

あなたは、どんな感情を選びますか？

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。