あなたは、「風」を見たことがありますか?
立春が過ぎ、
冷たい北風の毎日から
春風を感じられるようになってきました。
そよ風、つむじ風、黒南風(くろはえ)、青東風(あおこち)、花野風(はなのかぜ)、鮭颪(さけおろし)、空っ風(からっかぜ)、凩(こがらし)‥
日本語には、四季折々に
「風」を表す美しい言葉があります。
ご存じのように、
「風」とは空気の移動です。
その空気は、
目に見えません。
形もありません。
でも、その見えないものを
私達は、肌にあたる感覚、温度などで
感じることが出来ます。
気持ちの良いこともあれば
台風や竜巻のように好ましくない爪痕を残すこともあります。
私達は、成長する過程で
目に見えるものがすべてである教育を受けてきました。
目に見えないものは、注目されないことが多くなっています。
しかし、この「風」のように
目に見えないものの存在や影響は
経験的に知っています。
人生における様々な出来事、奇跡も同じではないでしょうか?
理屈では説明できないけれど、そこにあることを感じる経験をします。
私達は、生きていると同時に
生かされている存在です。
春風を感じながら、
目に見えないものに思いを馳せてみませんか?
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