瞑想 meditation

瞑想という言葉は、「瞑(目を閉じる)」と「想(思う、考える)」の2文字から成っています。

瞑想とは

心を静めて無心になること、何も考えずリラックスすること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことなどとされている。

Wikipediaより

仏陀が不安や苦痛から逃れるために、思考から距離を置き、思考を観察したのが瞑想の始まりと言われています。

現在瞑想は、宗教やビジネス、精神医学など、様々な分野で注目され、たくさんのスタイルが存在します。

人は1日に50,000~70,000回もの思考を巡らせていると言われています。
過去の出来事を思い返してみたり、未来の事を思い不安を感じたり、期待をしてみたり、子供や家族の心配など、心当たりは次々と浮かんできます。

この思考により、感情が生まれます。恐れ、怒り、悲しみ、愛、感謝など、こちらも数え上げればきりがありません。
そして、思考よりも強く私たちに影響を及ぼすのが、感情です。
私たちは感情に翻弄されて、一日を過ごしているのです。

私も、スピリチュアルの世界に入り、瞑想に出会うまで、常に頭の中で思考を巡らせ、忙しい状態でいるのが当たり前でした。
自分でストレスモードを作り出していたのです。

瞑想を始めた頃は、こんなにも次から次へと思考がやってくることに驚き、「何も考えずリラックスすること」がとても難しかったです。
でもその状態を否定せず、受け入れることを決め、浮かんだ思考は一つずつ、きれいな小川に流すことをイメージしながら続けていくうち、何も考えない状態を自覚することが出来るようになってきました。

瞑想は、思考を休める時間なのだと思った時、それまでの自分のストレスモードに気付くことが出来ました。
ストレスモードは、自律神経のバランスを崩してしまいます。
当然、心と身体の健康にも影響が出てきます。

瞑想に特別な能力は必要なく、誰にでも出来るものですが、正しく出来ているのかわからない、眠くなってしまう、雑念ばかり浮かぶ、ということもあるでしょう。
瞑想で大切なのは、結果を気にせず、毎日取り組むことです。
難しく考えず、目を閉じてゆっくり呼吸しながら、心を落ち着かせることから始めましょう。

毎日1分間だけでも思考を休めてみませんか?

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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